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で、ようやく、かきピーPの話をするわけです。

私、この方の動画には、「いいなぁ」と思うだけでそれ以上何も書くことができないのです。
でも、「何も書けない」で終わるのは、自分に負けた気がしてですね。


かきピーPというと、今年の7月デビューということで、主におっホイ動画(おっさんホイホイ/古い曲やネタを動画の主軸に据えている物)を中心にしたコラボPVや、アケマス録画等を投稿してらっしゃるPの人なのですけれど。
デビューからしばらくは気付いていなかったのですけれど、どうも一部で評判が良かったので、その時一番新しかった『アイドルマスター Singin'InTheSnow』を見せて頂いたのですよね。その時の感想がこの辺。全然感想になってないですね。
これはひどい。
心が痛い。

先に断っておきますが、私は昔から画質に関しては「文字が読めれば良い」という唯コンテンツ主義なので、そこは評価対象に入りません。
実際、かきピーPの動画は画質があまり良くない物が多いのですけれど、まぁその辺はさておきます。

以上を踏まえて、まぁ、まずはこちらを見てくださいよ。
たぶん、これは比較的「何がすごいのかわかりやすい」方だから。
とりあえず再生ボタンを押して、1分くらい。そしてそのまま4分28秒くらい。

アイドルマスター 21世紀の恋人』。これ2作目(デビュー作のアレンジを含めれば3作目)なんですけど。
特別に目立つ技法や演出、画像加工、歌詞消し、「歌詞との全シンクロ」や口パク合わせ等の判りやすい努力があるわけではないのですが。

「ダンス」の「動き」と、「曲」の「リズム」の合わせ方が、ただ合っている、というレベルではない重なり方をしている。
喩えるならお麩のお味噌汁のように、音が動作に染み込んでいる。
あ、やっぱり今の喩えは聞かなかったことにしてください。

ダンスシンクロ、というのとは違うんですよ。
ダンスシンクロって、「がっちりはまった! 気持ちいい! やったね!」って奴でしょう。
えぇと最近何かあったかなぁ、あ、駄目だ、マイリスほとんどノベマスしか入ってないや、えぇと、あ、

カルミナPの『ひっそりテスト』が入ってたよ! これ違うかなぁ!
違うかもしれないけどいいよね!
曲の入りから真摯な春香さんの表情、キレのある動きが曲と合わさり、舞台舞踊の空間を作り出している。
ステージは普通、遠くから見る物だし、舞台全体が視界に入るから、このような顔アップの切り抜きという表現は有り得ない。
確かに、人の目というモノは、対象を視界に収める際、無意識に不要な部分をグレーに削ぎ落とし、必要な部分を拡大し、ピントを合わせるようには出来ている。しかしこの受動的ゾーンは逆に、意識することで簡単に崩れてしまう。であれば、クロップエリアを明示すること。枠を作り、その枠一杯に演じ、躍ってみせること。
「切り抜き」による美と惹を抽出し具体化した「穴を開けて覗く壁のすぐ裏側で観客と目を合わせながら踊る現代舞踊」という形式はたぶんもう何処かの国の人が実演しているとは思うのだけれど、それを動画窓という最適のステージを用いて演出した、心の湧き立つ1分46秒!

ほらぁ、他の方の動画ならスラスラ言葉が出てくるんですよ! さておき!

だってこの『21世紀の恋人』のダンス、下手したら原曲に対するそれより綺麗に染み込んでいるじゃないですか。
デビュー作がこちら、

アイドルマスターはんぶん不思議』なんですけど、この時点でも同じような感覚はありますよね。
地に足がついていない感覚、歩いても足音がしないような印象。
水中に居るようでいて、抵抗もなく手足を動かす。
ドリフト走行をベストにこなすよりもタイヤが地面に吸い付くような状態でコーナーを回りきれる方が良いに決まっている、という旨のことを豆腐屋の人が仰っていた気がしますが、まさにそんな感じ。用意された道筋に沿って、不用意な加速も減速も無く、常にベストの速度で動いているような錯覚を覚える。いや、そんな筈はないんですよ。繋ぎ合わせてあるとはいえ、ダンスの振り付け自体は何も変わらないのですから。
でも、特にスローテンポな曲の、カメラが寄ったカット。

「季節感がない」「画面と関係ない(曲と衣装の関連について)」というコメントもついてたりして、コメントを参考に以降の動画では対応してらっしゃるのですが、たぶんこの方は元々本能的に「曲と動きの一致」に最大の重点を置いているんですよね。
「本能的に」とか「無意識に」というのは、関係者の人が「別にそんなこと思ってないんだけど…」と思っても「いや、そこは表層意識には現れていない部分でしてねえ!」とか言い訳できる便利な言葉ですよね。
閑話休題、つまり、かきピーPの動画は、言ってみれば歌謡曲を使った電子ドラッグなのです。


と言った所で、最後に現時点での最新作である『アイドルマスター 春色のエアメール』を貼って、このお話はおしまいにさせて頂きます。
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No title

お読み頂きありがとうございます。
乱文につきましては申し訳ないことです。
レビューブログは基本的に勝手にとやかく書く立場にある以上、叱られて取り下げ要求をされることがあっても当たり前なくらいなのですが、そう仰って頂けると幸いです。

タイミングが良かったのか悪かったのか、ちょうどアップされていて驚きました。
やりたいことがある内は、是非ともそれをやった方が良いと思うのです。
やりたいことが変化するのであれば、変化したことをやれば良いと思います。
仮に私や他の旧作ファンの方の趣味に合わなくても、変化した先の物を気にいる人も必ずいるでしょうし。

一ファンとして今後も楽しみに致しております。

有難うございます。

今回の記事、読ませて頂き感激しました。
私のような者の動画について、貴重な時間を割いてまでしてこのような記事
を書いて頂き感謝しております。
すでにお気付きの事と思いますが、今回の記事にあった「21世紀の恋人」
今日、造り直した物を投稿したばかりでした。
驚く程の偶然ですが今日、投稿した物、本当は前作よりも違う物を投稿する
つもりでした。
けれどもうまくいかず結局あのような形で投稿したのですが記事を読んで
余計なことをしないで正解だったと思いました。
そして、自分がしたい事もはっきりしました。
時代遅れ、レベル低い、と言われても自分の好きなように創作していきたい
と思いました。
期待外れと思われるかも知れません、出来の悪い作品を多々投稿するかも
知れませんがこれからも宜しく御願いします。
コメントにしては長文になりまして失礼しました。
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藤田るいふ

Author:藤田るいふ
ニコマスとかアイマスの話を思う存分書き綴る用のサブブログ。 たぶん期間限定なんですけど、期間自体は未定。本家

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